エナメルブーツを華やかなフォーマルに合わせるのもおしゃれ
エナメルブーツ、華やかな中にも遊び心があるアイテムですね。タキシードにはエナメルの靴を合わせるのが正式とされるほど、エナメルというのは格の高い素材です。エナメルというのは皮の種類ではなくて、皮や合皮の上に塗った被膜のこと。落ち着いた中にも華やかさのある光沢が珍重されて高級品に良く使われます。
でも、ブーツはどんなに高級品でもどこかカジュアルさを残した靴ですから、エナメルブーツがどこまでフォーマルな場で通用するか、ちょっと気になりますね。エナメル製品の格式が高いのは、ていねいに扱わなければあっという間に傷んでしまうそのデリケートさが珍重されるということもあります。だからエナメルブーツをきれいに履きこなしている人はおしゃれ上級者に見てもらえます。
エナメルそのものが上品な素材なので、エナメルブーツは意外にもドレッシーな着こなしにも合わせやすいアイテムです。白いファーコートにミニスカートが覗いていて、足元は黒いエナメルブーツなんて華やかでパーティー会場でも注目を浴びること間違いありません。
雨に濡れたエナメルブーツの手入れ法
エナメルブーツはデリケート。湿気に弱いので雨にぬれたままにしておくとエナメルにツヤがなくなったりヒビが入ってしまいます。正しい手入れ法を知っておきましょう。
濡らしてはいけないと知っていても、エナメルブーツを履いてでかけたら急に雨が降ってきたという時は、濡れてしまいますね。家に帰って表面の水分を柔らかい布で拭きとったら陰干しをして十分乾かしましょう。
必ず用意して欲しいのがエナメル専用の靴クリームです。せっかくのエナメルブーツに一般皮革用やスエード用の靴クリームを塗ったら大変。エナメル本来のツヤがなくなってしまいます。薄く全体に塗り込むことで、エナメルの光沢を長持ちさせます。
そんな手入れは面倒だからと、つい濡れたまま放っておいて履くことを繰り返していると、やがてエナメルがベタベタしたりヒビ割れしてきます。エナメルブーツはワンランク上のお洒落アイテム、お手入れにもちょっと気を配ってあげれば寿命がぐっと伸びますよ。
エナメルブーツを脱いだ後の手入れ
エナメルブーツをせっかく手に入れても、履く前にちょっと磨いてツヤを出すだけで手入れを済ませていませんか?エナメルという素材は湿度の変化に敏感。汗をかくということは、つまり湿度が高くなるということ。エナメルブーツは履いたまま放っておくと、靴の中が蒸れるだけではなく、エナメルが汗や湿気でベトベトしてきます。
だからエナメルブーツをいつまでもツヤツヤの状態で履こうと思ったら、履いた後の手入れが重要です。まず家に帰ってエナメルブーツを脱いだら、すぐ靴箱にしまわずに数時間そのままにしておきます。ファスナーが付いているタイプなら、ファスナーを開けておきましょう。その後でブーツ用の除湿剤を一晩位入れたままにしておいてからブーツキーパーを挿して保管します。
毎日続けて履くのは控えた方がブーツの寿命が延びますよ。履いた時のたるみがエナメルにくっきり筋となって残らないからです。いったんエナメルに深い筋が付くと、やがて経年劣化でその筋がひび割れに変わります。そんなデリケートなエナメルブーツですが、簡単な手入れをするだけでグンと長持ちするのだから嬉しいですね。